入居者心得


この入居者心得は賃貸契約において不可欠なものです。これを遵守しない場合、貸主は契約の解除を文書で警告することが出来ます。

1. 生活保全、清掃
a. 床の取り扱い
フローリングの床:濡れた雑巾で拭く。
カーペット:掃除機を使用。洗剤はどうしても必要な場合のみ使用する。
リノリウム、タイル:石鹸水でふき取る。家具や椅子の足にはフエルト等を置き、床を傷つけないようにする。
ゴム:油を塗らない。
不適切な方法で取り扱った結果損傷した床については借主が補償する。

b. バスタブ、床
柔らかいブラシやスポンジで石鹸水で洗い、すすぐ。化学合成洗剤は使わない。強力な洗剤は表面のコーティングを傷めます。場合によっては、修理・代用品の手配費用を借主が負担することになります。

c. バルコニー、テラスの水道シンク
常に清潔に保つこと。

d. 一般
自分の地下倉庫の床・棚は年に1回念入りに掃除すること。階段や通路は借主が進んで掃除する。同じ階の住人同士で決めたやり方によって交替で取り組む。借主が不在の場合費用を負担して清掃人に実施させてもよい。

e. カーテン、雨戸(ブラインド)
カーテンや雨戸は雨・風の日に外に出さない。薄いカーテンはぬるま湯で洗う。化学合成洗剤は使わない。

f. 照明
それぞれの借主が自分の玄関、前庭は十分に照明する。

g. 運搬
重い物やかさばる物を運搬する時はカーペットや床を傷つけないように保護すること。

h. 特別な汚れ
運搬などによって発生した場合は借主が費用を負担して取り除く。

2. ゴミの除去
ゴミや不快臭のある物を長期保管しない。プラスチック製の袋またはバケツはゴミ収集日に家の前に置き、次の収集のため、すぐに空にする。ゴミタンクには全てのゴミをプラスチック製袋に詰めて投入する。満タンの時は入れない。

3. 暖房、水道管
全ての部屋と水道管を寒さから保護している。放熱器を片付けないこと。借主が不在の場合も遵守する。

4. 洗濯室、乾燥室
洗濯室は決められた方法で使用する。機械の取り扱い説明書に確実に従うこと。洗濯機、乾燥機、洗濯桶、テーブル、床、水道蛇口の掃除にも注意を払う。「洗濯」は洗濯室、乾燥室を念入りな掃除まで完了させることです。洗濯室の鍵は決められた場所に置く。使用中に生じた全ての破損は借主が責任を負う。
日曜日及び祝日は外に洗濯物を干してはいけない。バルコニー、窓の下、雨戸の前等目に見える場所につるさない。そのために洗濯室、乾燥室がある。

5. エレベーター
エレベーターに掲示してある規則を遵守する。家具やその他のかさばる物の運搬に人用エレベーターを利用しないこと。故障の際はすぐに貸主または管理人に報告する。

6. 庭、中庭
庭と中庭の利用は特別な取り決めによる。降雪や氷結の際は借主が歩道や入り口通路を通行可能な状態とする(朝7:00までに)。

7. 家の静寂
玄関、中庭、車庫の扉はいつも静かに閉める。ラジオ、レコード、テレビは部屋の防音能力内で使用する。楽器を演奏する時は窓を閉めて、8:00〜12:00、14:00〜20:00の間に行う。
22:00〜6:00の間はバスタブを満たしたり排水したりしない。じゅうたんやテーブルクロスや羽毛布団を窓やバルコニーや階段からはたいたりしない。じゅうたんをたたく場合は平日の8:00〜11:00、15:00〜20:00に決められた装置を用いて行う。

8. 安全
21:00以降は玄関の鍵を閉める。鍵を失くした場合は貸主か管理人に知らせる。その場合新しい鍵の作成と交換費用は借主が負担する。

9. 一般・共通
水は必要以上に長く出さない。住居は時々風を通す。火災の危険のため、床や地下室に火や煙を入れない。自転車、ベビーカー、ゴミバケツ等は決められた場所にしまう。ベルの表札とポストに名前を入れる。

10.責任・保証
借主は居住者心得を無視したことによって生じた全ての損害に責任を負う。