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第6王朝(B.C.2345〜2181)


@テティ


   

在位B.C.2345〜2333。第5王朝最後の王であるウナス王の娘イプトと結婚することでファラオとなった。この時代、貴族や地方高官の力が強くなり、テティ王は自分の娘のセシュセシェトを宰相のメレルカと結婚させて協調を図った。メレルカはサッカラに貴族としては最大規模の墓を作っている。テティ王は自分の警護の者に殺害されたとの記録が残っている。





Aペピ1世


誕生名:ペピ



即位名:メリラー


在位B.C.2332〜B.C.2283。即位名の意味は「ラーに愛されしもの」。テティ王の息子。貴族や豪族の力はますます増大し、この王はアビドスの地方豪族クイの娘2人(ともにアンクネスメリラーという同じ名前)と結婚し、それぞれ息子1人ずつを設け、息子達は次のファラオ、その次のファラオになっている。また、もう1人の妻のウェレト・イムテスは王の暗殺を企てたが、これは計画段階で発覚し事なきを得た。しかしファラオの権威が徐々に弱まっていたことを物語っている。


ペピ1世


Bメルエンラー


即位名:メルエンラー



誕生名:ネムティエムサク


在位B.C.2283〜2278。即位名の意味は「ラーに愛されしもの」、誕生名の意味は「ネムティに保護されしもの」。ペピ1世と王妃アンクネスメリラー1世との間の息子。在位は5年と短い。





Cペピ2世


誕生名:ペピ



即位名:ネフェルカラー


在位B.C.2278〜2184。即位名の意味は「美しきはラーの魂」。ペピ1世と王妃アンクネスメリラー2世との間の息子。メルエンラーの異母弟。まだ幼い時期に王位についた。貴族達の権勢は更に増大し、王権は衰退していき、古王国時代は終焉を迎えた。