★★音楽教室★★
幼稚園の頃に通っていました。あまり記憶には残ってませんが、ピアニカやオルガン、小太鼓などの楽器での演奏がメインでした。この年代は音楽に触れるというのが重要なのかも知れません。知らず知らずのうちに音感などは養われていったようです。
| 音楽教室の発表会 | |
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トライアングル
自宅にはピアノがあり、オルガンなど鍵盤楽器の練習はピアノで出来ましたが、打楽器はなかったのでトライアングルを担当した時に買ってもらったことがあります。教室や舞台などで聞くトライアングルは高音域のキラキラとした音が聞こえるだけですが、実際にはかなり低音域の音も鳴っていて、自宅で鳴らすと鐘のような大音響で非常にうるさく、家族に文句を言われたということだけ何故か記憶に残っています。

★★ピアノ★★
小学1年生の頃から大学1年生の途中までピアノを習っていました。途中引っ越しなどで先生は何度か変わりましたが、一番長く師事した先生には小学2年生から中学3年生頃まで習っていました。そこまで真剣に習っていたわけでもなく、なんとなく惰性的に続けていたら気が付けば10年以上弾いていたという感じです。まあそこまで続いたということは好きだったからだと思います。大学に入ると授業や試験、クラブ活動などで想像以上に多忙となり、ピアノへの興味も暇もなくなっていき、結局辞めてしまいました。

★★ピアノのレッスン★★
初期の頃のことはあまり覚えていませんが、定番のバイエルから始めたと思います。中学生頃になるとある程度進んできて、色々な曲をやるようになりました。その頃のレッスンのパターンとして、まずハノンで指の練習、ツェルニーの練習曲、バッハのインヴェンション、最後にピアノソナタや曲をやります。辞める直前位にやっとショパンのワルツをいくつか弾けるようになってました。ハノンとツェルニーで30分程度費やします。はっきり言って面白くありませんが、この辺をしっかりやらないと指は動かないということでしょう。バッハは中学に入った位から始まりましたが、バロック音楽は独特で左手が伴奏というわけではなく、メロディーラインを何声も弾き分けなければいけないので、モーツアルト等とは違った難しさがありました。この3冊(ハノン、ツェルニー、バッハ)は固定で、もう1つがピアノソナタか単発の曲(有名なピアノ曲)やショパンという感じでした。ソナタやショパンなどは譜読みから全部暗譜して終わるまで数カ月かかってました。

★★ソルフェージュと聴音★★
一番長く師事していたT先生のレッスンで長年続けていたソルフェージュと聴音は、音感を養う重要な要素だったと思います。ソルフェージュは楽譜を見ながら、先生が弾くピアノに合わせてドレミでその通りに歌います。歌の練習というわけではなく、音程やリズム感なども含めて音楽の感覚を身につけていくのだと思います。聴音は先生が弾く単音の8小節程度の短い曲を聴き取り、楽譜に書くというものです。先生は最初に調性(〇〇長調とか)と拍子(4分の4拍子とか)だけ教えてくれるので、あとはひたすら聞いて書き取り、聞いて書き取りを続けます。まずはメロディーだけ5線譜に印を付けていき、次にリズム(音符の長さや休符など)を書き加えていきます。全部書き取れたらきれいに楽譜に清書して仕上げます。大体4〜5回聞けば完成でした。最初はおそらく単純な曲から始めたと思いますが、最後の頃は結構複雑なメロディーだったような記憶があります。

何度か発表会に出ました。選曲は先生がある程度レベルをみて候補を提示してくれて、そこから自分で選んでいました。先生と連弾などもありました。最後に出たのは高校生の頃で、ウェーバーの「舞踏への勧誘」を演奏しました。大人の部(高校生以上)の出演者が、皆さん上手でレベルも高かったので、その中で私の実力で何とか弾けて華やかで豪華に聞こえるということでこの曲になりました。他の方はショパンなどもっと難しい曲をバリバリ弾いてました。
| ピアノ発表会 | |
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初期の頃(小学1年生の頃)の先生は全く記憶がありません。その後引っ越しがあり、小学2年生から中学生の頃まで一番長く習った先生がT先生。とっても優しい女性の先生でしたが、あまりに練習しないでレッスンに行ったらさすがに怒られました。先生にはどれだけ練習してきたかがよく分かります。T先生が都合で遠方に行ってしまうということで、高校入学直前位からY先生につきました。T先生とは違って厳しい先生でした。バッハは3声のインヴェンションをやっていたけど、もう一度2声からやり直し!となり、ミッチリ仕込み直すという感じのレッスンでした。最初の頃はその厳しさについていけず、もう辞めようかとも思ったりしたのですが、ここまで続けてきたのに勿体ないという気持ちもあり、とりあえず頑張って通っていました。Y先生はピアニスト志望の優秀な生徒さんも教えていましたが、私はそのようなことではなく、ただ好きだから弾いてるだけという感じだったので、先生もそれに合わせて甘やかすということはないけど、それなりなレッスンで続けてくれてました。そのうち先生とだんだん親しくなるとお話するのが楽しくなり、レッスンの半分位は世間話ということもありました。大学に入ってレッスンは辞めましたが、その後も交流は続いて家に遊びに行ったりしてました。Y先生はヨーロッパによく旅行に行っていて、ウイーンでは必ず楽聖達のお墓参りに行っていたそうです。ということで私もウイーンに行った時に、モーツァルトやベートーヴェンなど巨匠達のお墓参りに行きました。
| モーツァルト墓碑(ウイーン) |
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★★バンド(大学時代)★★
バンドは以前からやってみたかったので、大学のバンドサークルに入ってキーボードを担当しました。大学は複数学部があり、一般教養課程の1年生の頃だけは他学部との交流が多くあったため、サークル活動も主に1年生の頃が中心でした。専門課程に入る2年生以降は毎日実験などで忙しいため、基本的に活動は土日だけでした。年に1回ある学園祭とライブハウスを借りてのライブが大きなイベントで、それに向けて練習していました。
キーボードはピアノが弾ければ出来るというものでもなく、機械(シンセサイザー)をどれだけ使いこなせるかが重要になります。「弾く」ことはピアノよりも簡単かも知れませんが、様々な音色を作ったり、全体の音の広がりを持たせたり色々と工夫して演奏しなければなりません。特に素人バンドではギターとベースとドラムだけではどうしても音が薄くなるので、実際にはキーボードが入っていない曲でも自分でキーボードを追加することで音に厚みを持たせたり、華やかな音色を足したりすることで全体の見栄えが全然変わってきます。

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動画:ライブハウスでの演奏
レベッカのコピーバンド ボーカルの子の声質がNOKKOとよく似ていて、バックもエフェクターを駆使して原曲の再現を目指した一曲
| ライブハウスで(動画) | |
★★バンド(社内バンド)★★
バンドリーダーのM氏が職場で楽器が弾ける若手を集めて作ったバンドで、2回程社内のイベントで演奏しました。バンド名は「ファーザーMとその子供達バンド(略してFMB)」。社内のイベントなので、老若男女幅広い聴衆に向けてということで、ベンチャーズやビートルズ、B'sなど色々やりました。最近は全く交流ありませんが、何かあればまた集まってすぐに演奏出来るかな〜と思える仲間です。ライブも楽しいのですが、それに向けての練習時に、みんな楽器もって音楽談義やセッションするのがまた楽しかったです。

| FMB | |
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動画:社内のパーティーでの演奏
ギターの独壇場サンタナの名曲をコピー
| FMBライブ(動画) | |

★★電子ピアノ★★
実家にはアップライトのピアノがありましたが、家を出てからはピアノのある環境ではなく長らく遠ざかっていました。でもやはりピアノが弾きたくなり、ヤマハの電子ピアノ「クラビノーバ」を購入しました。海外在住時も変圧器を使って弾いてました。引っ越し時に何度も船便に載せた割には丈夫で壊れることもなくしっかり使えます。タッチや音は本物のピアノとほぼ変わらず、ピアノ程場所をとらず、ヘッドホンをつければ夜でも弾ける優れモノです。たまに弾いてますが、毎日弾くわけではないので全く指は動きません。ということで今でも弾くときはまずハノンの指の練習で指慣らししてから弾きます。長年使ったハノン(母が若い頃に使ってたものを受け継いでいる)はもうボロボロです。
| 電子ピアノ |
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| ボロボロのハノン |
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★★ストリートピアノ★★
街角のピアノを自由に弾けるストリートピアノ。なかなか生のピアノを弾く機会はないので見かけるとたまに弾いてます。場所によってはグランドピアノだったりするし、広い空間で響きもいい所もあり楽しいです。子供達が弾いてる時もあるし、かなりの上級者が弾いてる時も。
| ストリートピアノ |
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★★オンラインレッスン★★
コロナ以降何でもオンラインで出来るようになりました。ピアノのレッスンも例外ではありません。私が登録しているPiaDOORというオンライン・ピアノレッスンのサイトでは月謝制の定期的なレッスンだけではなくフリー会員制度があり、気の向いた時にチケットを購入して受講するというようなレッスンが可能です。毎週先生の所に通うというようなレッスンを今からやろうとは思わないのですが、オンラインのフリー会員だと、練習で煮詰まった時とかある程度弾けるようになった時に、リモートでちょっとみてもらうということが出来てとても便利です。やはりプロにみてもらうと練習方法やテクニックなど色々な発見があります。ちょっとした修正で全然変わってきたりとても有意義です。
